サーボ外し、HIF44→HS1/4TWIN

エンジンルームスッキリ計画により
サーボ外しからの勢い余ってツインキャブ化となりましたのでめでたくも考察をば。

でもHIF44と1/4のツインだったらそんなに変わらないやら?と思ってるんですけどね。

HIF44はバタフライの部分?が44mm、一応インチ計算で断面積が1551mm2。
HS2の方は791mm2がツインなので1583mm2。

比率として1.02倍(笑)
つまりベンチュリ径は殆ど同じなんですよね。

で、予測されるのはインマニが少し短く真っ直ぐになるので吸気慣性はダウン→気化効率ダウン→低回転時のトルクダウン。逆に高回転では抵抗が減って吸気量アップ→出力アップ?

なのですが、左右対称にストレートになることにより混合気が1番から4番まで均一になるので、スポイルされていた余力が使えたりするはずなので低回転時はどっこいどっこい?更に高回転時では出力アップなのでトータル的にはプラスとなるのかな。

やはりインマニの形状だけでかなり変わりそうですね。

ウェーバーだって効率の良いインマニを使うとなるとスプリットウェーバーになるし。


余談ですがHIFはフロート一体という構造上負圧室の容積が足りないらしく、HSの方が負圧を上手く使えるらしい(どこだったかのハーレー掲示板談)。ほんまかいな。

まぁ2機になるのでセッティングは面倒やね。トラブルも2倍。
フロートの弱いHIFと言ってもまだ1回しか
沈んだ事はないしHIFの信頼性も十分だと思うけど。


で、2週間程経ったので感想を。

ペダルがだいぶ重くなったので運転し難い事し難い事。一応慣れてきましたがあと少しですな。

吹け上がりは明らかに早くなってますね。
グオーンって吹け上がってたのがグオンって一瞬で上がる感じ?
ま、この辺はセッティングにもよるので何ともですが。

低速はあまり変わらないかなと思ってたけど、僅かに良くなってるのかな。流速(吸気慣性)は減ってるはずなので下はトルクダウンかなと予想してたけど4気筒のバラツキが無くなった効果の方がメリット大きいのかな。

高域は間違いなくツインキャブですな。
ストレスなく吸い込んでる感じ。

ただ全体的なトルクカーブが右にズレたような感じがするので回せば良くなったのは実感できるけど、普段使いではあまり変化無い感じ?(汗)

あと音もツインキャブの音に変わったね。しっかりとした太い音。
同じSUでもだいぶ違うもんですなぁ。

スペック面では馬力測定をする機会がないのでパソコンでの予想になりますが、WinSUではキャブレターによる馬力の違いは分からないけど、推定で80馬力くらいに差し掛かったと思われます。

あとはカムとかロッカーとか変えて到達するのが85馬力くらい?
それ以上はヘッドや圧縮、排気量に手を付けないと難しそうかな〜。
それも信頼性を足しつつなのでここからは長い道のりですな。
というか街乗りが厳しくなりそう。


ま、でも1300の80馬力はそこそこキビキビ走っていいね。
特に無理をしてまでこれ以上を求める必要もないと言えば無いので。

なのであとはこのまま下のトルクを底上げできれば馬力以上に良い感じになるのではないかな。と言ってもNAなんで難しい事ですが。
また今のパワーをしっかりと路面に伝える足回りにするのも必要かな。

次のメニューを考えなくちゃ。


ブレーキサーボ外しの方はと言いますと

全く問題なし。これがまた予想以上に問題なし(笑)
但し停車間際の制動距離が伸びる感じがするのでその辺りだけ注意しておけば。感覚的には12インチ→10インチにした時みたいな感じかな。

それよりもサーボを外した事によるエンジンルームのすっきり感がいいね!当初の目的達成!

ツインキャブ化と同時にやったので無駄なホース類やその取り回しもだいぶ変わっていい感じ。
手も入りやすくなったのでこりゃ本格的に配線見直し計画を始動せねば(`・ω・´)

余談ですが、今回の改造ついでに下がってきていた車高も上げてもらったんだけどこれがまたよろし。
なんというか、剛性が上がったような?
健康的なストロークが確保できたので美味しいポイントが使われる様になったのかな。