カルカッタ コンクエスト51 レベルワインダー改造

最初にコンクエスト101をチューニングしはじめた時点で気付いてはいたんだけど、

このシリーズってレベルワインダーの距離が近くないですか?

 

スプールからもう少し離した方が良い気がする。

 

で中古で安く買ったコンク51。

中古で買ったからこそ改造できるではないか。

 

まぁそこまでするくらいなら、もっと新しい機種にすればいいじゃんってなるんだけど、

このコンクエストの形が好きなので仕方ない。

 

方法としては3択。

1)レベルワインダー上部を切りとって、根元にネジ穴を立てるなりして板を挟み遠くにしてやる。ズバリ距離無限!

2)レベルワインダーを反転させてみる。推定5~8mm程度しか変わらない。

3)多機種のレベルワインダーから移植する。

 

3は却下。適合機種が分からない。

1も却下。なんか大きく外観が変わってしまいそう。車で言ったら構造変更届けが必要な感じw。

 

ってことで2に決定!僅かな差になるかもしれないけどでもチャレンジしてみようと思う。

 

で、調べてみたら同じ様な改造をしてる人がいるじゃんね。

ちょっと参考にさせてもらおっと。

 

コンクエスト51
コンクエスト51

Before状態。いわゆるドノーマル。

こうやって見るとやっぱりレベルワインダーの距離が気になるなぁ。

コンクエスト51 レベルワインダー改造
コンクエスト51 レベルワインダー改造

After状態。

 

ちょこぉっとですが、距離を離す事ができました。

カルカッタ コンクエスト レベルワインダー
カルカッタ コンクエスト レベルワインダー

ちなみにガイドレールの径は3mm。穴はクリアランスを取ってか3×4mmくらいの楕円になってる。

実際は下側寄りで3mmよりちょっと大きめに開ければOKっぽい感じかな。

 

穴位置のコツは

元々のガイドレール穴の外周下側と新たな穴の外周下側が、スカートの円と同心円上にくる位置で、端を0.5mm程度残せる位置。

 

てか、この金属何?硬すぎです。なんかステンレスっぽい硬さだけど、もう少し軽い気もするし。

結構しんどいですが、気分はアルマゲドンの掘削員。ロックハウンドにはならないように。

 

これ穴は裏表両方から開けた方がいいですね。

片側からだと途中側面のテーパーになったところから上手くまっすぐ進めなくなるので。

フライス盤とか超硬刃で固定できれば楽勝だと思いますけど。

 

ちなみに最初上手く開けれたのですが、磨きの段階で繋がってしまった。

 
繋がった穴 これじゃダメ
繋がった穴 これじゃダメ

ちなみに穴が繋がってしまったら失敗。1500円がパー。

キャスト中の糸フケをサミングで対応しても、緩んだところが引っ掛かってバックラッシュするので。

 

ってことで失敗写真を堂々と載せてみた。

 

この状態でキャストも可能だけどブレーキ多めになってしまうのと、バックラッシュしてしまった場合、解く度に引っ掛かるので時間がかかるしラインへのダメージも心配なので。

本末転倒ってやつ。アカンですな。

 

そうそう、正面の両サイドを削る事をお忘れなく。

レベルワインダーが端に行った時スプールエッジ外側の筐体にあたる部分なので削らないと往復できなくなる。

 

ここはもう削っては組み立てての繰り返し。めんどくさい作業です。

 

途中そこまでやる意味あるのかとか思えて来たけど、もう穴開けちまったもんはしょうがないしねぇ。

この僅かな差がきっと大きな差となるんだと自分に言い聞かせたりして。

 

しかしまぁこの金属硬いこと。

 

リューターを持ってるんで良いけどなかったらやりたくない感じ。

ここぞとばかりにダイヤモンドバーが役に立った。

コンクエスト51 レベルワインダー
コンクエスト51 レベルワインダー

 

完成組み立て後の写真。

少なく見ても5mmは前に出た・・・かな?

 

ラインの角度にすると一番きつい場所で15~20度程は改善された模様。

摩擦計数にするとどんくらいになるんだろ。

 

単純計算で15~20%くらい良くなったって事か?(絶対違うと思けどw)

 

その僅かな差でどの程度変わるのでしょうね。

 

あとはスプールとMag化したら完成。

この時点でキャストできないのがじれったい。

コメントをお書きください

コメント: 1